小林瑞穂(こばやしみずほ) 公式WEBサイト

平日の仕事力を上げたい人にお勧め!休日の寝方過ごし方

週5日働いて土日休み?いや、今や週5.5日ぐらいの方が多いかもしれませんが・・・

週末の過ごし方についてご提案です。
睡眠活用の面から言うと、平日の仕事力を上げたい!という方にとって重要なのは休日の過ごし方でもあります。

ダラダラしたい気持ちはよ~~~くわかります。
そのダラダラの仕方にも良い方法悪い方法があるのです。

 

早速、紹介していきます。

 

寝だめはできません!

聞いたことがあるかともいらっしゃるかもしれません。

休みの日に寝だめ=睡眠を貯金して来週ガンバル!
人間の脳はそれはできないようになっています。

 

必要量以上の睡眠は逆に、負荷になります。
短すぎても長すぎても寿命が縮まるというデータが出ています。

寝だめしているつもりの方、それはそこまでに溜めた睡眠負債=睡眠の借金を返済しているのです。
しかし、この借金返済にも一度に返せる返済の限度額があります。
理由は↑に同じです。

 

溜まってしまった借金を、早く返す!
その意味で、休前日は早く寝よう!と心がけてみてください。
なぜ、遅く起き用でなくて早く寝ようなのか・・・は次の項目。

 

休日はダラダラ布団の中に居すぎない

だいたい、遅く起きていいのは、普段の日より+2時間までです。
なぜなら、そのままダラダラ寝続けると生体リズムが狂うからです。

実は、起きた時間に寝る時間が左右され、翌日に響きます。
位相のズレと言いますが、だんだんリズムが後ろにずれていくのです。

さらに、例えば、平日に毎日2時感の睡眠不足を抱えたとしたら・・・単純計算で計10時間分。
とてもではありませんが、いっぺんには返しきれません。

確かに、肉体疲労は回復するかもしれませんが、脳機能・脳疲労は、たった1日2日の長時間では復活しないという実験結果があります。
できるだけ、平日に負債を溜め込まないこと

 

レスキューとして昼寝

2時間ではどうしても足りない・・・という時は、昼寝です。
必ず一旦起きて、しっかり活動してからの昼寝です。

 

しかも、あくまで昼寝です。夕寝ではありません。
長時間もあまりお勧めできません。リズムが狂う原因になります。

 

長時間の昼寝になってしまう人は、おそらく、睡眠の質が悪すぎて負債が溜まりまくっている可能性があります。
風邪などの感染症も含み、何らかの病気が原因で早く回復したいと体が行っているのかもしれません。
もしくは、精神活動が弱っているかもしれません。

休日だけではどうにも解決できないところまできている可能性があります。

 

休日は平日と違うことをする!

日頃運動しない人は、休日にしっかり運動して、成長ホルモンを出させましょう。
なぜなら、細胞の修復のために活発に分泌されます。
肉体が疲労することで回復がなされるという理屈です。

 

逆に、平日動き回っている人は、ゆっくりのんびり休むのも効果的。

いつもと違うことが、メリハリにもなりますし、刺激にもなります。
さらに、鈍った感覚を取り戻すことにもなり、自分の状態に気づきやすくなります。

 

仕事のことは考えないで寝る

休前日は、会社を出たら、仕事のことを考えるのは止める。

月曜の前の晩は、仕事のことを考えないでいい気分のまま早く寝る。

 

もし、仕事に対して何らかのストレスを感じているならば、是非実行して欲しいことです。
休日は脳を切り替える日、リフレッシュする日、休める日。
割り切れるかどうか?
快眠できるかどうか?脳疲労が取れるかどうか?につながります

 

まとめ

ダラダラと寝すぎない。
足りないときは一旦起きてから昼寝。
いつもと違うことをしてみる。
仕事のことは忘れる。
早く寝る。

 

休日なんです。
体を休めるのか、脳を休めるのか、デトックスdayにするのか、楽しくリフレッシュするのか、
いずれにしても、お休みの日なのです。

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