弊社でもご提案させていただいている「睡眠研修」
現在、それは広がりを見せ、各社提供している講演・セミナー・研修になってまいりました。
まだ導入したことはない研修企画運営ご担当の皆様も、ご興味はあるかもしれません。
睡眠というと、イコール健康と思われがちです。メンタルヘルス研修の一環又は安全管理の一つとして取り入れる会社も多いようです。
しかし、健康だけではなく様々な目的で企業のお役に立てるのです!
せっかくの講演や研修を実のあるものとするために、どんなタイプのものが今の自分の会社に必要か?
以下を参考に検討してみてください。
睡眠に関連する講演・セミナー・研修テーマ
先ず、その目的を大きく2つに分類すると、
と言えるでしょう。どちらもとても重要です。
1.安全大会など、安全管理・危機管理として睡眠について学ぶ
2.メンタルヘルス研修の一つとして、睡眠を考える
3.従業員の健康維持管理として自己管理方法の一つとして学ぶ
4.仕事の効率化や、ハイパフォーマンス、時間管理の手段として睡眠を活用する
5.残業減や、数値目標を設定し、実際の生産性向上を目指す
6.コミュニケーション向上のための睡眠
7.社内システム構築のためのコンサルティングを含めた研修
8.ワークライフバランスや、美容、子育て、介護など福利厚生的なテーマとして
9.その他全てのスキル系研修で得た効果をムダにせず最大限に発揮させるベースづくりとしてマッチング
などが挙げられます。
自分の組織、企業で必要なこと、必要なレベルを鑑み、目的に沿った研修を選択する必要がありそうです。
健康管理以外にも、こんな時にも約立ちます!をあげてみると、
例えばこんな従業員対象もありです・・・
・内勤職で残業を減らしたい。作業効率が良くなればその分時短できるのに。
・見た目&会話の印象力をアップして元気で明るいお店づくりがしたい。
・日常業務をキッチリこなしながら資格試験に合格させたい。
これはほんの一例です。
研修導入失敗例
睡眠不足の社員が多いとのことから、メンタルヘルスの一環として、睡眠改善研修(提供した会社名は不明)を導入。睡眠改善の解説と、睡眠改善メニューが従業員に提供されたそうです。
そんなとある製造系企業の従業員さまから届いた声です。
「そんなこと言ったって無理だよね~。」
「そんなの出来るわけないじゃん。」
などなど・・・折角研修で手渡されたプログラムも実際の実行率は低かったそうです。
※同業他社の誹謗中傷ではありません。
一般的な、睡眠改善プログラムは取り組むにあたり、目的や改善の動機をしっかり持たないと継続しにくいものとなっています。
ただ単に、寝不足解消しなさい!では残念ながら多くの人は動けません。
動けない≒動かない方々を医療現場で沢山見てきました。お薬は根本を解決してはくれません。眠れないのを何とかしたいのその先⇒眠れるようになってどうなりたい?なにがしたい?が、彼らの生活改善&回復には必要でした。
また、職種や部署、会社の風土や環境システムも含めて、すぐには改善できないこと、それぞれ立場や生活スタイルが異なることなどを踏まえた形式になっていない場合があります。
「一般的な知識」とした上で、その活用を自己判断に任せ、自分でアレンジできるよう提案なされていれば、福利厚生的な目的として、この研修は必要な人にしっかり役に立ったと思われます。
もう一歩踏み込んで、より実践的な形で、実際に社員の不眠を少しでも解消する目的と設定するならば、対象を絞る、もしくは目的を企業と参加者と講師側がしっかり共有したうえで、提供できるとよかったのかもしれません。
弊社 スリープ・パフォーマンス研修・各種講演について
https://sleep-perform.com/wp/training/
https://sleep-perform.com/wp/lecture/
ぜひ、こちらのページも合わせてご覧くださいませ。
まとめ
「睡眠は、世界でイチバン楽で楽しい自己管理!」
この自己管理を基礎として、さらにチーム、組織全体へと展開していきます。
従業員が、健康についての知識を持って元気に楽しく働いて頂きたいのか?
メンタルヘルス改善を目的とするのか?
はたまた、数字を上げたいのか?
などなど、睡眠の講演・セミナー・研修がお手伝いできるところは多岐にわたります。
弊社意外にも、制度導入などのコンサルが得意な会社や、メンタルヘルス分野に特化した睡眠研修の会社など、
特徴のある講座もございます。また、要望や状況に合わせてオリジナルでプログラムを組み、参加者自らが新たなアイデアを生み出す弊社のようなスタイルもあります。
研修導入検討の際には、是非、発注先と目的・テーマ・ゴールのすり合わせをお奨めいたします。