小林瑞穂(こばやしみずほ) 公式WEBサイト

睡眠の借金?睡眠負債チェックと、その返し方!

「睡眠負債」という言葉をご存知でしょうか?

2017年の流行語大賞にもノミネートされたこの言葉。言い換えると、「睡眠の借金」のようなものとも言えます。

 

もし、あなたの会社の従業員に、睡眠の借金を抱えている方がいるのならば、早急な返済をおすすめして下さい。

従業員の、心身の健康被害が起きる前に。

従業員一人を、いつの間にか手放すことになる前に。

 

ということで、今回は、睡眠負債という名の借金の返し方について、お伝え致します。

スリープ・パフォーマンスには当然、負債の返済も含まれます!

 

睡眠負債とは?

「睡眠負債」とは、読んで字のごとく。「睡眠の借金」と言えます。

これは、単なる一日二日の、寝不足・睡眠不足ではありません。不足が続き、足りない睡眠が蓄積した状態です。

 

さらに、この睡眠負債は、少しずつ睡眠不足が蓄積することで、本人が気づかない(気づきにくい)うちに溜まってしまうという場合が多いのです。

 

例えば、徹夜ならば、翌日確実に ”辛い” ”効率が悪い” 自分に気づいたりしますよね?

しかし、少しの寝不足は、「なんとなく足りないなぁ~」ぐらいで、見過ごしがちです。恐ろしいことに、人間の脳と体は、負の刺激にも”慣れ”が生じます。

ですが、慣れたからといって、決して平気になっているわけではなくて、『慣れ=鈍感』になっているだけなのです。

 

この鈍感状態のせいで、さらに本来その人にとって、必要な睡眠時間に足りない状態が継続し、気づいたら睡眠負債として背負っている状態になるのです。

では、先ずはどのようにして、その負債に気づいたらよいのでしょうか?

 

睡眠負債チェック

ここで一度、あなたの睡眠負債をチェックしてみましょう!

以下の1〜10の項目で、一つでも思い当たる方は、もしかすると、睡眠負債を抱えている可能性があります。

当てはまっているものがありませんでしたか?

もしそうなら、少し気をつけなければいけないかもしれませんね。

 

他にも、参考として昨年のNHKスペシャルでのアンケート調査などもあります。
http://www.nhk.or.jp/special/sleep/index.html

既に、万年睡眠不足や、不眠症などの睡眠障害を自覚されている方、日曜日は寝て曜日だ!となっている方などは、要注意です。

 

睡眠負債の返し方

では実際に、既に睡眠負債が溜まってしまった・・・という方。

そんな場合の返済の仕方を簡単にまとめました。

これらは、睡眠負債を返済するためのポイントです。

しかし、睡眠負債に関しては、本来は<溜めないこと>がとても重要です。

・可能な範囲で、日々の睡眠時間確保に努める

・メリハリをつけて生活をする

・自分の体調や心、仕事効率の変化に気づくよう、たまには自分と向き合う時間を作る

そして、莫大な借金になってしまう前に、気づいたら早めに返済する

 

「今週末は早く帰って睡眠の借金返済Weekにしてみよう。」

そんな提案をチームでするのも良いかもしれません。

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